和やかタイム

読書や映画の記録、未来日記や呟きなど、和やかな時間について

人間力が未来を明るくする・このままでいいの?/介護の職場のレポート書いていて色々言いたくなったこと

前回同様、職場のレポートのため新聞を読んでいたのですが

福祉関係に勤めている私にとって書きやすい

新型コロナウイルス対策の記事に巡り会えました

 

レポートには

・公費でデイサービスなど福祉事業所の支援をするべきだと要望が出るほど介護関連施設は社会から求められている

・需要と供給のバランスが崩れていく可能性が高くその際には選ばれる利用者となるためのサポート事業も可能なのではないか

 

こんな内容を書きました

 

でもでも

職場のレポートに書いても仕方ない内容なので書きませんでしたが

まだまだ言いたいことが!!

 

感想をまとめてみます

 

そもそも福祉事業所への特例の給付は必要なのか?

今回メインに持ってきた記事は

・介護報酬の上乗せを特例で認めた

・利用者負担が増えるため事業所が困る

・市が利用者負担を補填することを飯田市が決めた

 

この内容のものでした

 

新型コロナウイルスの影響で利用者が減ったこと

・感染対策のための費用がかかること

 

このような理由により事業所の経営難が出てきました

 

それを支援をするため

介護報酬の上乗せの特例を公表したが

 

架空請求に近いという観念から利用者からの不満がある

・利用者負担が大きくなることによりさらに利用者が減少するのではないかという不安のため実施できない事業所も多い

 

など問題が出てきていたため公費負担を検討したというものであるが…

 

そもそも

事業所に対する支援を必要なのか??

 

飲食店など他の店舗と同様な状況だと私は感じたのだが

売り上げではなく、介護報酬という国が定めた形での収入しか見込めないから

そのような対策をすることになるのか?

 

・感染対策分は利用料にプラスの料金をいただく

・利用者が減った分の収入減は事業所の問題であるため、新規サービスを検討して対策をする

 

でも、それだときっと上手くいかないから支援が必要なんだろうな

 

もっと、施設についての知識がないとこの問題は語れないなと思いつつなんだか疑問なことです

 

介護サービスのサービスへの考え方について

屋外散歩やレクリエーションの制限などサービスの質の低下があるはずなのに

利用費の負担が大きくなるのはおかしいと感じる

という意見があった

 

介護サービスの根本は

 

安全に人間らしい生活が送れること

 

と考える私にとっては衝撃だった!!

 

感染対策がサービスの質の低下につながっていると考えるのはなぜだろう?

 

屋外散歩やレクリエーションが制限された分

その時間帯に何もしなくなったわけでないのになぜそのように感じるのだろう??

 

・サービスの考え方の違い

・伝え方の問題

 

大きく関わっているのはここなんだろうな

 

利用者およびその家族と事業所は

もっとお互いに求めていることを把握して

ちゃんとマッチングしているのか考える必要がありそうだ

 

 

お互いに選ぶ時代がやってくる

マッチングのことを考えると

介護保険の報酬外のことをどんどん取り入れて

事業所独自のサービスの提供をはじめていっても良いのではないかと思う

 

介護施設に関わる法を知らないのであくまで私の妄想であるが

介護保険内での事業をしようとして

その中でのサービスの質を向上して利用者を獲得していく

ということを続けていくと

介護職の給与と提供しているものが見合わなくなりそう

 

それならばいっそのこと

介護保険+オプション料金的な形で

 

飲食店のように

ファーストフード的なお手軽感

高級レストランのような手厚い感じ

など

 

サービスの価値に価格を合わせて提供していけば

その価値を求める利用者を獲得できて

お互いの求めることが一致しやすくなるんじゃないかな

 

 

価格が同じでサービス内容が違うからこそ

マッチングがややこしくなっている気がする

 

医療も介護も必要なことであるのに

提供方法や報酬に本当に違和感がある

 

選ばれる人ってどんな人?

さらに需要と供給のバランスが崩れると

サービスを提供したい人を事業所が選べる時がきそう

 

その時にどんな人が選ばれるのか

 

・指示に従ってくれる人?

・症状が軽い人?

・資金がたくさんある人?

 

 

この映画がふっと思い出された

 

まだまだ介護が整ってない時代に

ボランティアに囲まれて生きていた方の話

 

この方

 

・指示に従ってくれる

・症状が軽い

・資金がたくさんある

 

全てに当てはまらない

 

それなのにたくさんの人が集まってくる

 

見ていてもいらっとする態度をすごく取っているのに

 

・前向き!

・夢がでっかい!

・面白い!

 

こういう人柄というか価値観に人が寄ってくるのかなと感じた

 

イラッとするだろうけど実際に会ってみたいなと私も感じたから

 

より良い未来を過ごしていくためには

人間力が大事になってくるんだろうなと考えずにはいられない

 

いつまでもこのままでいいのかな?

 

色々考えてしまうのはこの本を読んだからに違いない

 

本当に私は影響されやすい

 

でも、読んだからこそ

介護も医療もこのままでいいのかなって本当に思う

 

何よりも

私自身が職場復帰した際に

より良いものを提供しても報酬が同じである

という状態が本当にイヤだ!!

 

報酬が同じならば

これくらいでいいかと思考が止まってしまう

自分の未熟さの問題かもしれないが

もっと自己研鑽したら対価が得られる環境で働きたいなと感じる

 

 

だからこそ

起業が流行っているのかもしれないけど

起業しなくても恩恵が得られるような仕組みができればいいのにな

 

 

 

 

以上、長くなりましたが

今回のレポートを書くにあたって感じたあれこれでした

 

お付き合いありがとうございました

 

 

 

前回のレポート記事はこちら

 

yju-yoga.hatenablog.com