和やかタイム

読書や映画の記録、未来日記や呟きなど、和やかな時間について

【読書記録】人の進んできた道の話

 

まだ読了していませんが面白いと感じた今、感想を書きたかったので

早速記録をしていきます

 

はじめは興味が湧かなかった

はじめに、あとがき、目次

を読んでから中身を読み進めていくスタイルで読書をしていくことが多いのですが

この本には

”はじめに”に当たる部分が全くなかったので

”あとがき”から読みはじめたのですが

読み進められるかなと思うほど

興味が湧かない…

 

そんな状態でしたが

はじめの”山田詠美”さんの話を読んで

どんどんこの本にのめり込んでいくことになり

1人の方のお話が終わるたびにあとがきに戻るという作業を繰り返しています

 

まるで短編小説のような世界

仕事の内容が色濃く書かれている方もいれば

その方の人生の流れが色濃く書かれている方もいる

どの人の話も面白くて、興味深くて、ドラマになるんじゃないかなと本気で思っています

 

短編小説でも読んでいる気分

 

タイムマシンに乗ってそっと見守ってきたんじゃないか

そもそも第三者じゃなくてその人自身がこの本を書いているんじゃないか

インタビューだけで書かれた文章とは思えない話に

話し手の人生の壮大さだけでなく

書き手の方の凄さをひしひしと感じています

 

自分の考え方を知ることができた

人の人生を読んでいると

自分の考え方のクセにも気づきます

 

私はわりと

努力すればなんでもできる

と思っているらしいです

 

考えてみればスポ根系の漫画が結構好きですし

努力をして這い上がってきました的なストーリーも好きです

 

なのでそういう生き方が書かれていた

夏木マリ”さんの話は本当に好きでカッコ良い意外の何者でもなく

すごくパワーをもらいました

 

それと同時に

才能がある人がそれを生かして仕事をしていく

そんな話も好きで

北村明子”さんや”林文子”さんの話も印象に残っています

 

憧れると同時に

自分も才能を見つけて

それを生かして仕事を本気でしていきたいんだなと感じています

 

人生に可能性という光をもらった

苦しいことがあってもそれをバネにしていたり

そこまで人に感謝できるんだと思うほどの謙虚さをもっていたり

短編小説でも読んでいる気持ちになったのは

こういうストーリーが描かれていたからだと思います

 

それが物語の世界ではなく、ノンフィクションなんだから

これからの自分の人生にもなにが起こるか分からないし

行動を起こせばなにかが起こるかもしれない

と本気で思わせてもらいました

 

著者もかっこいい

”あとがき”から読んで興味が湧かなかった理由は

私はこの本の中で描かれていた16名の中の3人の名前しか知らなかったので

内容がちんぷんかんぷんであったからだと分かりました

 

本当にお恥ずかしい

 

なのでお話を読んだあと

その人に興味がもてたから

"あとがき"を読みたくなったみたいです

 

これだけ自分のことを主張せずに

語り手のことを尊重している

書き手の姿勢が本当にかっこいいなと思いました

 

育児中に読みやすい本

16名のお話が詰め込まれているこの本は

子どもたちのお昼寝タイムの読書時間にはもってこいでした

短時間しか読む時間がなくても内容を忘れずに読み切ることができるし

1人分のお話が終わると読んだ後の達成感もある

中途半端に終わることがないのは自分の時間が持てたんだなという充実感にもつながるので

とても良い本に巡り合えたなと思っています

 

続きを読むのも楽しみです!!